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オイラのはなしを聞いてくれ!
明石市の大久保にある散髪屋『F's salon』のマスターの日記。 日々最高のサービスをお客様に提供しつつ 休日には趣味の釣りとマウンテンバイク! 家族を巻きこんで思うがままに遊び続ける身勝手男の日常・・
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神戸マラソン落選記念・淡路島一周JOGJOG100マイル!
  10月15日(月)~16日(火)
 神戸マラソンの落選確定を機に
ムラムラしていた心をスッキリさせるためにやって来ました
 淡路島~!

4時起床!吉牛で朝食を済ませて
大久保駅前から西明石までタクシーに乗って
 一番のジェノバラインで渡る予定だったのに

 どういう訳か、駅前にタクシーなし・・・
しかたなく西明石まで暗い夜道を一人でてくてく
朝食もコンビニ弁当をジェノバラインの待合ですませて
12’10.16~17002
岩屋に上陸と同時に記念撮影と軽いストレッチを済ませていよいよ!
12’10.16~17005
6時05分 岩屋交番前を出発!
      今回は西回りに行きます。
      7分/km前後のペースでJOGJOG!
      お日さんが昇ってきました!
      胸いっぱい深呼吸してGOGO!JOGJOG!

      淡路島の西浦側は歩道の無い道がほとんどな上に車はみな飛ばしているので
      路肩にピッタリくっついて走ります。

8時15分 (18キロ地点) 育波 通過 順調順調! 
      順調すぎて5kmごとに1分間歩く作戦はのっけから無視!
      コレが後からひびいてきます・・・

      暫くして「郡家公園・緑のみちしるべ」に到着。
      先日、友人がサイクリングに来た際に、オイラへの応援メッセージ入りたすきをベンチにくくり付けて
      くれてるはずなので探してみましたが発見できず・・・残念。。。
      12’10.16~17008

10時41分 (36キロ地点) 都志 通過   

11時30分 今回サポート隊をお願いしている大山さんからフェイスブックでの初コンタクト!
        ホッと一安心

11時35分 フルマラソンを5時間30分で通過…五色浜
       12’10.16~17010

12時20分 慶野松原通過…予定通りにコンビニの焼きそばで昼食(^O^)/
       12’10.16~17011
        タイムロスを減らすために歩きながら食べたけど、世間からの冷た~い視線にチョー反省
       お行儀が悪すぎました、すんませんでした。

13時59分 丸山の手前、55キロ地点。
       ぼちぼちキツ~くなり始めた頃に
       まるで「わかってますよ!」とばかりに登場した大山さんから
       この先からの峠越えに備えてトレッキングポールを受け取りました。
       12’10.16~17015

15時24分 (65,07km地点)スタートから9時間29分でうずしお道の駅に到着
       ココへ立ち寄るべきかどうか迷うこともありましたが
       最終的に走る距離を160kmに近付けるためには
       県道との分岐からの片道1.8km!
       往復で3.6kmは入れるべきとの判断で行くことにしました。
       淡路バーガー喰うぞ~!
       12’10.16~17019
       これも目的一つ(笑)

       大山さんにタオルを借りて濡れタオルで太ももと膝をアイシング。
       今日は思ってたより暑い!
       ホントはここで頭から水をかぶりたかったけれど、お掃除のおばさんがいらしたので我慢我慢・・・

17時30分 (72.5km地点)福良ターミナル前到着。
        ローソンの駐車場の隅っこにマットをひいてもらって巻寿司ムシャムシャ!
       ココを過ぎれば夜間は洲本のマリーナ近くのファミリーマートまで食べ物の補給はできないので
       しっかりと食べて、あとで食べる分も買って大山さんに預けて出発!
   
       もうすっかり暗くなった夜道をゆっくりJOGJOG!
       峠を越えるための山道には歩道がなく、交通量は少ないながらも危険な感じ
       車が近付けば、わざとオーバーアクション気味に体を動かして存在をアピールしながら進みます。       
       峠の尾根筋から阿万へ向かう県道の本線を下らず
       分岐を右折してプラザ淡路島ホテル方面へ進みます。
       この道はいろいろと怪しい噂のあるところでして・・・
       戦没者の慰霊塔のある「若人の広場」の横を通るのですが、今は閉鎖されており
       施設は廃墟のまま残っていて何とも不気味・・・
       当然のように兵隊さんが出るというお話しや、若い女性がカーブミラーに浮かぶとか・・・
       とりあえず顔を上げずに路肩の白いペイントだけを見てボチボチ進みます。

19時14分 プラザホテル到着・・・デッカい風車グルングルン!
       長い上り坂でちょっとバテました。ほぼウォーキング状態

       何気に買ったコカ・コーラ! めっちゃうま~~~い!       
       10分程の休憩の後、吹上浜キャンプ場への長い下りを進みます。
       真っ暗です。
       寂しくて気味が悪いので携帯電話を出してワンセグTVを試みますが電波が弱く暫くして断念
       それより何より足へのダメージがヤバめな雰囲気・・・やっぱ下りかァ!って感じ

       平地に降りて少しは楽になって走り始めましたが、もう既に1kmを連続で走れない状態になって
       しまいました。チョッと弱るには早過ぎですね。。。

       県道に合流して灘の土生港へ向かう峠越えに挑みます。
       坂は緩いながらも長い上りで結構こたえます。でも下りよりましか
       民家はぽつぽつ見えますがこの辺りの方の夜は早いのか、8時半頃なのにほとんどのお宅が消灯状態
       でめっちゃ静かです。

       ここで突然の恐怖体験!
       民家が見えなくなってまもなく、道路を挟んで右前方の茂みの方から何やら人の声がするような・・・
       「オーオーオ~ィ フュ~フュ~ オ~~エ゛~」
       よくわからないけど
       若い男達が数人でオイラをはやし立ててるようなおちょくっているような感じ。。。
       気持ち悪く感じながらその茂みの横を通過しようとしたその時、突然茂みの中でガサガサ音がして
       オイラの方へ何かが向かってきます!
       「出たァ~!」
       恐ろしくなって逃げましたが、ガサガサはまだ追いかけてきます。気持ち悪い声も一緒に!
       ここでオイラは出発前に自分に言い聞かせたことを思い出しました
       「お化けが出たら写真に残せ!」
       気合でカメラをポケットから出してまず2枚!
       ストロボが光らなかったので、逃げながら設定を変更して更に一枚!
       合計三枚撮影して茂みをヘッドライトで照らすと、相手は止まった様子。
       ビビリながらも落ち着いて、気持ち悪い声をよく聞いてみると
       「オーオーオ~ィ」の声の合間に小刻みに「オッオッオッオッオ!」という声聞こえて、もしかして
       もし猿ならお化けより面倒なので「サルかァ~!」と大声で威嚇して一気にダッシュ!
       何とか事なきを得ました。

       “帰宅後、写真をチェックすると、なんと鹿が写ってました。。。でもあの声・・・鹿かなァ~?”

21時13分 地野集落センターの少し手前の自動販売機のところで大山さんと先ほどの「さる騒動」の話しをしている
       と、夜間の伴走をお願いしていた玉田さんが来てくださいました。
       大山さんと二人掛かりでのサポート体制!贅沢やわ~

       ここからは、猿の襲撃があるかも知れないことを考慮して、オイラの後ろから玉田さんに車で伴走してもら
       うことに。視界が広く明るくなった上に追い越して行く車との安全が確保されてええ感じです。
       ただこの峠越えの下り坂の傾斜が急なうえ長く、両足の甲から向こう脛にかけて、筋肉痛に似た今
       までに経験したことの無い痛みが出始めて辛い状態になってしまった。

10時9分 (91km地点)土生港でチョッと長めの休憩。道路の電光掲示には
       「ここから先の海岸線は波が荒く、防波堤を越えて道路に潮が上がってきているため注意せよ」とのこと。

       確かに波の音がハンパないです。ザザ~とかバシャバシャではなくドッド~ン!と地鳴りとともに
       波が堤防を越えて道にかぶさってきます。
       波しぶきが霧のように漂っていて、伴走車のヘッドライトで照らされた空間に自分の影が浮かび上がりま
       す。ブロッケン現象をまさかこんなところで見ることになるとは・・・
       海とは反対の山の中からは頻繁にガサガサと動物の動く音がして、ヘッドライトを向けるとびっくりするほ
       どの数の鹿の目が光ります。鹿と分かっていても気味が悪いです。
       足のダメージの方は平地なので、さほどの痛みや疲労感は無いものの
       やっぱり続けて走れるのは300m~500mまで。厳しい状況から脱せず、むしろ更に厳しくなる一方。

0時40分  夜中のモンキーセンターで福良で買っておいた稲荷寿司もぐもぐ・・・
       12’10.16~17062
       100キロ地点越えましたが、はっきり言ってウォーキングです(笑)

       休憩のち、いよいよ一番厄介で気味の悪い、立川水仙峡を含む峠越え!
       とにかく山の中ではずっとガサガサゴソゴソ・・・野生動物が闇夜に目を光らせます。

       目を光らせている動物のほとんどは、いやほぼ全部が鹿!
       とにかく不気味な山です。
       ここを一人で走ったランナーさんがいらっしゃるようですが、オイラには無理です。

       謎のパラダイス(立川水仙峡)を過ぎて峠を越えれば、あとはずっと下ります。
       そう、長い長い下り道です。
       きついです。両足の中指はたぶん間違いなく爪が穿かれた様子・・・

       下りの本当の過酷さをここで思い知らされました。

3時35分頃、(112.8km地点)由良港到着。
       先回りして仮眠を取っておられた大山さんを起こして、予備に買っていただいていたパンをかじります。
        ここで玉田さんはお役御免。ありがとうございました。めっちゃ助かりました。
       12’10.16~17027
       リスタートして徐々に東の空が明るくなり始めた頃。ふっと気付けば意味不明な現実とはまったく
       違う事がらを頭に思い浮かべている自分に気付いて、自分では眠いとは感じてなかったのに、確実
       に睡魔は襲って来ていたことを自覚。
       洲本から先には歩道の無い交通量多いところがあることを考慮して仮眠を取ることにする。

       洲本温泉手前のマリーナ入り口にあるファミリーマートの駐車場で、大山さんの車の助手席を借りて
       10分ほど仮眠をさせてもらいました。
       ただここでもしかしたらオイラは最大のミスをおかしたのかもしれません。
       まったく食事の記憶が無いのです。普通に考えればありえないことなのですが、とにかく思い出せませ
       ん。
       眠気の余り記憶に無いだけなのか、それとも眠気の余り摂りわすれたのか。もし取り忘れたとするなら、
       後ににやってくる敗北の最大原因だったかもしれません。


6時23分  洲本大浜海岸 先ほど見なくてもいいのに、仮屋手前に立つ観音像が遠くに小さく霞がかかってみえる
       のが目に入ってしまった。疲労が全身にドロ~ンと溜まった感じで重い。。。

       大山さんに励ましてもらい海岸線に出てから気合のJOGJOG!久しぶりに2km以上続けて走れました。
       でもその頃から足の甲から向こう脛にかけての部分に痛みを感じるように・・・
       痛みは徐々に増してきて、走ることが全く出来なくなってきて、一人でブチ切れチョー不機嫌状態に突入。
       次のサポート地点をオノコロランドへ渡る橋を渡った所に設定された大山さんに対して「橋は渡りませんか
       ら」と暴言を吐く始末・・・すぐに反省して冷静さを取り戻せましたが情けない。

8時30分(131km地点。) オノコロランド前で大山さんにマットをひいてもらって足のマッサージ。
       12’10.16~17066

       徐々に痛みの増す足の甲から向う脛にはっきりとむくみが出始め、さするだけで強烈な痛みが走ります。

       その後痛みは更に増し、とうとう200mを続けて走れなくなってしまい、佐野の町をボチボチ進んで再び
       海岸線に出て、あの遠かった観音さんがすぐそこに見えて来ましたが、そこからなかなか近づきません。
       気が付けば目標の30時間を既に過ぎていました。残念でしたが仕方ありません。後は最後まで進ことを
       目標にひたすら歩き続けます。
      

12時23分 どんどん痛みと辛さが増して足が前にでません。手押し車の婆ぁちゃんより遅くなって「リタイア」
       の言葉が頭から消えなくなってしまいました。…でもゴールまであと10kmちょっと…
       弱音だらけのオイラのツイートにみんなからの暖かいメセージが届いて、何だか半泣き状態。

12時40分 土手の陰からニョキニョキっと「はしらんかい!」の文字が・・・
       ロールアウトボスの加藤さんが応援に来てくださいました。
       12’10.16~17030

       一緒に記念撮影をした後、後日に開催される加藤さん本人の絵語録個展の準備が大変忙しいらしく昨日
       からずっとサポートに付いてくださっていた大山さんの車で一緒に帰って行かれました。
       これからはサポートがありませんが国道沿いですし、いざとなればバスがありますし、タクシーも呼べるの
       で問題なく行けるはず。がしかし、一人になってまもなく、例の足の甲から向こう脛にかけての痛みが増
       し始めて、進む歩幅が靴のサイズ程になってしまい、気力も限界に近付き始め、もうギリギリです。

13時20分 中家さんから「いま淡路に自転車で来ていて応援に行きます」との電話を頂きましたが、もう
       これ以上は無理。明日以降の仕事に差し障るとの判断でリタイヤを決意。その旨を中家さんに伝え、ホッ
       とした瞬間!グルンッと地球が回って「ヤバイ!」上下前後左右が分からなくなり立ってられなくなって。
       後ろに転べば交通量のある国道のはず。車が走り抜ける気配を感じる。何とか四つん這いになって暫く
       そのまま・・・続いて車酔いに似た吐き気が襲ってきて半泣き状態になってしまいました。
       中家さんに助けを求めて、仰向けに寝転んでじっと我慢。

14時04分 中家さんの到着を待つ間のオイラのツイート
       「やっぱり無理でした応援してくださった皆さん、ごめんなさい。足の痛みだけでなく、貧血まで起こして
       ぶっ倒れちゃいました。情けないです。」


       たまたま倒れた場所は仮屋派出所の敷地内だったのですが、どうやら無人の様子。
       そこへ辻中さんから電話があり「いま近くにいるから行きますよ」と嬉しいお言葉。
       12’10.16~17049
       そこからは正しく手あついフォローを受けっぱなし。
       動けなくなったのは低血糖状態と軽い熱中症と思われるので、水分補給と甘いものを摂取して血糖値
       を一気に上げ、まずは元気にならなければ!

       足首は派出所から頂いた氷でしっかりアイシングした後に、テーピングで固定をして可動域をなくして痛
       みの出ないようにしてもらいました。
       中家さんには近くのホームセンターで折りたたみ式の杖を買ってもらい、辻中さんには公園の植え込み
       で見つけた木の枝で杖を作ってもらいました。感激です!
       じわじわと元気が湧いてきて!

16時46分 「140キロ以上走ってきて、あと10キロでリタイヤなんかないで!
          ゴールまで一緒に行くから、祝杯あげなァ~!」
辻中さんの言葉を合図にリスタート!
        最後はTjマジック!行くでェ~(^O^)/
       仮屋派出所前

       1キロを20分以上かけてぼちぼち歩きます。
       いつの間にか辺りは真っ暗。
       遅々と進まないオイラのペースに合わせて歩いてくれる仲間達・・・
       途中コンビニでカップヌードル!さらにパワーアップ!
       
       あと何キロだろう。ウェスティンホテルを過ぎた頃から、また強い痛みが再発。
       とにかく辛抱!ぼちぼち歩いて辛抱辛抱!!
       ウエスティン前

       明石海峡大橋が見えてきました!
       もうチョッと!岩屋派出所の前がゴール!
       前から二人の人影が近付いてきて・・・
       森口さん夫妻が出迎えてくれました。
       ゴールに着くと「マスター100マイル淡路一週達成」と書かれたゴールテープまで・・・

       泣きそうになってしもたやないかァ~!

21時40分 ゴール!
       ゴール

       スタートから39時間35分
       みんなみ~んなありがとう!
       
コメント
この記事へのコメント
想像絶します!
お話には聞いてましたが、想像を遥かに超える過酷さですよね・・・闇夜は車でも恐ろしいでしょう。
杖もつ姿は痛々しいですが、カッコいい~!!
そして沢山の方々のサポートはマスターの人柄ですね!!
2012/11/19(月) 02:10:39 | URL | kamo-マサヒコ #yl2HcnkM[ 編集]
kamo-マサヒコさん!
過酷さは持ち前の「鈍感力」で乗り越えるつもりでしたが、現実はそれをはるかに超えるものでした。
いい経験をみんなの助けをもらって実現できました。オイラは幸せ者です!
2012/11/21(水) 08:32:27 | URL | F’sマスター #p0fC9Ziw[ 編集]
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